かしま歯科医院
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唇顎口蓋裂や口腔腫瘍手術後の補綴治療

唇顎口蓋裂の患者様に対する補綴処置に際して外科的顎裂閉鎖の方法の選択肢はその設計と治療方針に大きな影響を及ぼします。

顎裂部への充填材としては人工材料と自家骨とがあり、充填材の種類によっても補綴処置範囲と補綴装置の構造は変わってきます。

近年では骨の連続性の獲得や、充填部への歯の矯正移動、インプラントによる補綴が可能であることなどの利点から自家骨の移植が広く行われるようになってきています。

少し古いデータですが、1994年から1996年までの3年間に私たちのチームが昭和大学歯科病院第一口腔外科にて自家骨(腸骨)を使って顎裂部閉鎖手術を受けた72例の内訳を見ても、補綴装置の分類はインプラント上にメタルボンドクラウンを製作した症例が12例、天然歯を支台としたブリッジが2例、コ-ヌステレスコープ義歯が1例。インプラント体を骨への埋入手術まで終了している患者様は9名で、その他は顎裂部閉鎖手術まででした。特に、インプラントを利用した補綴は他の処置に比べ裂部に隣在した歯への負担が軽減されるため、矯正治療後の唇顎口蓋裂の患者様への補綴処置として特に有効と言われています。

院長は昭和大学唇顎口蓋裂診療班で21年にわたり唇顎口蓋裂の歯科補綴を担当してきました。お気軽にご相談ください。